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音理雄(おとざとゆう)のBLお仕事情報。日々のぼやきは萌えや趣味の家庭園芸など。
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Posted by - 2025.07.11,Fri
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Posted by 音理雄 - 2009.07.09,Thu
毎日毎日、じめじめした天気で、体にカビでも生えそうです…。
それも、どうせ雨なら水不足を解消するぐらいの雨が、ダムに降ってくれれば
いいのに、なんかもう中途半端で。小雨が降ったりやんだりで、洗濯も干せない。
まっ、梅雨らしいといえばそうなのかな。湿度高すぎだよー!

話は変わって。
先日、吉田秋生先生の『河よりも長くゆるかやに』のことを書きましたが、
あのあと『カリフォルニア物語』と合わせて読み返し、感慨もひとしおです。
再認識しましたが、私はもろBLよりも、やはり過剰な友情の域で止まっている
関係に萌えるようです。そこに、青春のスパイスがあれば、さらに倍(笑)。

『河よりも〜』の1巻のラストで、非常に心を動かされるシーンがありました。
川を見下ろしながら、高校生の主人公と友人が会話をしているところ。
人間は年を取ると苦しいことばっかだろうか…、という友人の質問に主人公は
別にそうとも限らないだろ、と答えます。 
以下、コミックスより抜粋↓


「…この河だって、上流のほうに行きゃ、きれーなんだよなぁ。
それがまあ、こんなに汚れちゃって…」
「でも、海に近くなるじゃん。
最初はさ、きれいかもしれないけど、流れも急だし、幅もせまいだろ」
「まあな」
「でも、海に近くなると汚れはするけどさ、深くて広くて
ゆったり流れるじゃないか」
「どっちがいい?」
「そうだな——、俺はどっちかというと……」



会話終了。
いやぁ〜、なんかすごく、胸を打たれました。さすが、ですね。
自分はどっちだろうと考えてみたけど、今と昔じゃ、答えも違うのだろうなぁ…。
若いって本当に素晴らしい!
けども、私がこの本をリアルタイムで読んでいた高校生のときは、
この感動的なシーンよりも、「アンニュイ」のほうが印象的だったわけで…、
なんてゆーか、ダメだな自分、という気分です。

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音理雄
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性別:
女性
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文字を書いたり書かなかったり
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